cocoroツアーズ 200611
外出許可 
2006-11-30 Thu 07:11
昨日、外出許可の書類にサインした。

8時間だけの外出。

これが最後の外出。

ヒゲクマは何も言わないけど、私をじっと見て

おだやかに笑った。

どんなに取り繕ったって

きっとバレバレだったと思う。

外出中の諸注意で1時間もかかるはずないもんね。。笑

でも、何も聞かないでいてくれた。

そのかわりにムスコと帰宅したら、何をして遊ぶか

話し合った。


それで、今週末の予定が、いきなり早まった理由も

話さないですんだ。


今日、肝臓に管を通す処置が  ある。



痛いんだって、麻酔してもかなり痛いんだって。

ごめんね、痛いのいやだって言ってたのに。。。

いやだったら断ったっていいんだよ。


でも、きっとヒゲクマは新しい管をつける。
ムスコとゲームして遊ぶために。


だから 私は もう 泣かない!!!!!






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笑顔
2006-11-30 Thu 01:30
4月1日から


いつも あの言葉が身近にあった


あの言葉といっしょに暮らしてきた


ずっといっしょにいたから いつのまにか


意味が遠く あいまいになっていた


それが今日 突然に


リアルな現実として 帰ってきた


そんなはずはないって


そんなの嘘だって


やさしい先生に向かって なじった


先生は「すみません」って


鼻をまっ赤にして うつむいた


涙と鼻水と からだ中の水分がとめようもなく


ただただ 流れた


それから先生は部屋を出て


私はぐしゃぐしゃの顔とこころを必死で立て直そうとした


病棟を出て タバコを1本喫って 暗闇の中で


笑顔の練習をした


いつものように 笑って病室に戻れるように


いつものように楽しい話題をたくさんしゃべれるように
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外出許可?
2006-11-27 Mon 07:21
外出許可、おりるかな?


今週末に、お家に帰って来れるかな?


たった8時間だけしか、許されないけど。


8時間以上は持たないけど。


10月10日に入院して、
その時はすぐ帰宅できると思ってた。


今週、来週、再来週。。。


統括センターに行って、
ホスピス行って、
往診の医師を頼んで、
看護士センターに行って、


一生懸命に準備していたのに
なんだったのかな??


今度こそ
帰って来れるのかな。


8時間
何して過ごそう!


〆切り迫っているけど、
手につかない!!

みんな、ありがとう。
世界中のみなさま、ヒゲクマ帰宅できるかもよ!!!!!!


きっと、きっと、今度こそ。


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お引っ越し
2006-11-26 Sun 22:52
今日11月26日は、浦和レッズがJリーグ初優勝を決めるかもしれない!!!
そんな記念すべき日なのだ!

いつもならお見舞いに行くのは4時近くの私だが、今日は2時のキックオフに合わせて出かけた。
むろん鹿島アントラーズファンのヒゲクマに我が浦和レッズの優勝の瞬間に立ち会わせて自慢するためである。

現在住んでいるのは調布市なのだから、
本来なら対戦相手のFC東京を応援してもいいのだが、不思議なコトに
サッカーに関してはヒゲクマも私も出身地のチームをひいきにしている。

そんなものなのかな?

病院に着くと、ヒゲクマはぐったりと横になっていた。
朝から腰が痛くて眠っていたと言う。

腎臓を悪くしてからヒゲクマはうつらうつらしているコトが多い。
痛み止めも強いものに変っているのでそのせいかもしれない。


ヒゲクマに会って開口一番、
「今日はレッズが優勝する日だ!一緒に見届けようではないか!」と声をかけると
「うぅ。。。そうか。。。今日か。。。」


気分悪そうにしていたヒゲクマがむくりと起き上がった。
ことサッカーになれば、不屈の精神力を誇るオトコなのだ。

看護士さんに頼んで車椅子を用意してもらう。
なにしろチューブだらけなので準備に10分近くかかってしまう。

ヒゲクマは昨日引っ越しして新築の中央病棟に移った。
今までいた第3病棟(外科病棟)は現在新築中。。。というコトは
杏林大学病院の中で一番オンボロの病棟なのだ。

中央病棟はインターネットもできるし、各ベッドには液晶テレビ付きだし、
冷蔵庫付きだし、茶とクリーム色を基調にしたシックなインテリアだし、
入院患者用のロビーは大型テレビがあって、ソファがあって、、、
とにかくもう、デラックスなのだ。

ヒゲクマはその2人部屋に引っ越した。
差額ベッド代は1日13650円。
ホテル並みだ。
ヒゲクマのお母さんが出すというので、とりあえず10日間そこで過ごす事になった。

一昨日まで工事現場の騒音がしていたのに、
今度の病室は4階なのに緑の芝生が広がってしん、と静まり返っている。
お金が尽きたら、また第3病棟に逆戻りだが。。。
先の事はその時考えるというコトで!


ヒゲクマとムスコと3人でロビーのテレビの真ん前に陣取って
ぎゃあぎゃあ。。というにはやや控えめにレッズを応援した。


結果は0-0の引き分け。。。ガンバは終了間際に得点して勝ち越し。
レッズは、レッズは、最終節のガンバ戦まで優勝おあずけになりましたぁぁぁああ!!!

でも、今日は楽しかった。
こんな日がまだまだたくさん持てるといいなあ。。。
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不安
2006-11-24 Fri 06:24
昨夜、Dr.コトーを観ていて、ふと不安になった。

桜井幸子?演じる若い母親ががんになって、
まさにヒゲクマが受けたのと同じ手術を受け、
まさにヒゲクマと同じように抗がん剤治療を受ける決意をする。

翌週の予告を観ると、この若い母親は思いがけず進行が早く、
なんだか重篤な事態に陥ってしまうらしい。

ヒゲクマはきっと、病室のベッドでひとりこのドラマを観ているだろう。

余命もまさに彼が最初に告知された3ヶ月。
進行がんの場合、3ヶ月っていうのはひとつの基準みたいなものなのだろうか?


今夜はヒゲクマはきっと泣いてるなぁ。。


でも、本当のコトを言うと、Dr.コトーで不安になったのは
ヒゲクマのコトじゃない。


。。。自分の体のコトだ。


このところみぞおちに鈍痛がある。。。
前触れなしにずん、と痛む。
あと、胸焼け。
お腹は空くのに、食欲がわかない。
変なゲップみたいのがしょっちゅうある。
なぜか3キロ痩せた。
背中も痛い。


やばいよ、ね?

きっと病院に行くべきだよ、ね?

でも、すっごく怖い。。。怖いんだよぉ!!!!!!

だいたい身内に病人が出たら、
みんな心労で痩せたり、胃の調子が悪くなったりするし!
毎日仙川まで1キロ以上歩いているから、健康的だし!!


やだなぁ!自分!!


だって、私に何かあったら子供たち、どうするよ。。
考えたくないよ。

誰か引き取ってくれるかなぁ。
できれば幅ちゃんに育てて欲しいけど、
いくら親友だって、それは無理だよね。
転校させなくてすむからいいんだけどな。

葉摘みちゃんはどうかなあ。
姉のよしみで、もう1回子育てしてくれるかしら?

茨城のヒゲクマの実家は祖父母もいて、長男夫婦もいて、
かわいがってくれそうだけど、
経済的に破綻寸前だし。


そういう妄想してる暇があるなら、
病院に行けって話なんだけど。

あーーー今日も仕事して朝を迎えてしまった。。
やっぱ、私って不健康。。。かも。
普通だし!!
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ヒゲクマの愉しみ
2006-11-22 Wed 23:56
日に日にちょこっとずつ衰弱してしまうヒゲクマにも
楽しみにしているコトがある。

まぁ筆頭はタバコですな。

病院内はもちろん禁煙なんだけど、
憩いの広場っていう喫煙ゾーンがあって、
そこには誰よりも喫煙の害を熟知しているであろうお医者様方が
ひしめきあっていらっしゃる。

憩いとは名ばかりの病院裏手の通路にわさわさと。。。笑

ヒゲクマは4月の手術直前に病院を抜け出して
大好きなピースアコースティックを求めて街をさまよった前科がある。
そして、やっぱり一服しに来た主治医に見つかって叱られるという、、、
アホか!!


次はお散歩かな?
4人部屋で息が詰まるときがあるのだろう。

今日は面会に行くのが遅くなってしまったけど、
食事時間に部屋にいたくないというので、
車椅子で中庭を散歩した。

夜空を眺めながら
ムスメに片思い中の男の子のコトを話した。

この男子は知らぬコトであるが、
私は彼のブログを知っていて
彼の切ない思い込みにたいへん楽しませていただいている。

若いっていいねぇ。。なんて。
すごく年老いた夫婦になったみたいな気分。
20〜30年たったら、こんなふうに車椅子押しながらおしゃべりするのも
良かったかもね。


ちょっと早過ぎたよね?


最後はなぜかかき氷。
なんにも食べられなくなったヒゲクマの唯一の食べ物。

この間まではアイスクリーム食べられたのに。

病院を出て仙川に着いてから
いちごシロップを探して歩いた。

見つかったよ!
明日、いちごのかき氷、作ってあげるからね。
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何も書く気になれないほど、脱力!
2006-11-20 Mon 14:21
ヒゲクマは退院しない。

在宅介護の点滴練習も、もうおしまい。

体に、いっぱいチューブ付けて。

あっちもこっちもチューブ。



ヒゲクマはステントの交換後も症状が回復しなかった。
尿が出ないのでカテーテルを付けてる。
発熱があったので、IVHも抜いた。
今は、再び腕に点滴している。
ステントの手術以来ずっと鼻から胃液を抜くチューブを付けたままだ。


そして、今度は透析のための管が首に加わった。

「人造人間」って、笑ってる。


週に3回、1回4時間の人工透析。


人生の最後って、もっと安らかなものだと思ってた。
でも、違う。
生きることは次々と試練を乗り越えるコト。


最後の最後まで生き抜いて、
きっと
安らかにその時を受け入れられるのは
その果てなんだね。


さよならの時の
静かな胸
ゼロになる体が耳を澄ませる
生きている不思議
死んでいく不思議
花も風も街もみんなおなじ


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中学2年生
2006-11-13 Mon 00:36
ムスメの友達がお泊まりに来ている。

ふたりの会話を聞いていると、
まさにマシンガントークである。

すごくね?

とか

KY(空気、読めないの略だそうだ)

とか

まじ受験落ちろってカンジ

とか

うざっっっ

とか

なんか、もう、

どうしちゃったの???

って言いたくなるような。。。

しかも、言ってる内容はきっついのに、

すごく可愛くて無邪気な表情で、

そのギャップに目がくらみそう。

でも、ふたりで合唱祭の課題曲を歌ってくれて、

不思議とそんな瞬間は清楚に見えました(笑)
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合唱祭
2006-11-11 Sat 23:32
今日は調布Y中の合唱祭

学年優勝した2-3おめでとう!

負けちゃったムスメよ、よく頑張った!!

3年生、泣き叫んでる子もいたね

あんたもうつむいてベソかいてた

熱いなあ。。。青春だなぁ

朝練、放課後練、一生懸命歌いまくったね


どの歌もこころに響いた


勝った喜びも

負けた悔しさも

かけがえのない今を生きるしるし
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仕事
2006-11-11 Sat 05:42
大きい仕事が来た。。。


またイラストブックのお仕事だ。。。


今度の本は主婦と生活社。。。


でも、制作期間が1月から2月。。。。


どうしよう?


どうしよう?


一瞬、嬉しかった。


でも、1月から2月。


この業界で、まだ仕事に復帰したばかりの私にとって
仕事を断るコトはかなりむずかしい。



でも、もし、
万が一のコトがあったら?
仕事に穴は空けられない。
私個人のコトで、出版時期を延ばしてもらうなんて、できない。


事情が事情だけに、断っても理解してもらえるかもしれない。
でも、ギャラ、ほしい。
仕事、ほしい。
ヒゲクマのそばにいてあげたい。
子供たちについていてあげなければ。



断るべきだって、みんな言うだろうなぁ。。。
私だって、自分にそう言いたい。





でも、これから先のコト、思うと、、、
そんな簡単に断れないよ。。。
だって、私が、仕事しなきゃ、食べて行けないんだよ?
子供二人、食わせていかなきゃいけないんだよ?




どうしよう?


わかんない。


まるで、誰かに試されているみたいだ。



だって、と、でも、の繰り返し。

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親の心、子の心
2006-11-10 Fri 09:57
余命告知を受けた日。

4月1日。
エイプリルフール。。。
その日、ムスコはヒゲクマの実家にお泊まりしていた。
春休みだったから。

ムスメは部活や宿題があったから、私とふたりマンションに残った。
でも、本当は私が手放したくなかったからだ。
ひとりぼっちで家に帰るのがいやだったから。

告知は私ひとりが聞いた。
カンファレンスルームから出てくるのをヒゲクマ、ムスメ、幅ちゃん、幅ちゃんのムスメが待っていた。
普通の顔で、元気にみんなの前に戻った。


エレベーターで1階に降りてから、泣いた。


それで、ヒゲクマ以外のみんなにばれた。


ムスメはしばらくひとりで眠れなくなった。
ふたりで、抱き合ってわんわん泣いた(泣いてばっか)
それでムスメが変ったかというと、わからない。。。

ムスメは誰か男の子に告白されて、お断りした。。。らしい。
その男の子は今もムスメを想っている。。。らしい。

ムスコは何も知らずに昨日まで過ごした。
ホスピスで勧められて、打ち明ける決心をした。
わかりやすく話したつもりだけど、
ムスコは無邪気にうなずくだけで、笑顔だった。


こいつ、、、はかりしれない。。。

何を考えている?

わからないフリしてる?

理解を拒んでいる?


ヒゲクマは子供たちに別れの手紙を書き始めた。
なんだか、教訓みたいのを書いているので、
もっと自分の言葉で、自分の気持ちを素直に書いたら?
ってアドバイスした。

昨日お見舞いにムスコを連れて行った。
ヒゲクマも自分の病状を話したらしいが、
「わかってんのかぁ?」
って言ってた。


まだまだ幼い小学4年生。
ムスメは思春期と反抗期の中2。


この先、あなたたちはこの事実をどう受け止めていくのだろう。
私はあなたたちの支えになれるのだろうか?
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ホスピスの面接
2006-11-09 Thu 23:46
ホスピスに入院したいなら、まずホスピスのある病院を探し、連絡をする。

外来で面接の予約をする。
面接の予約日まで、2ヶ月近く待たされる。

しかし今回、私は約1ヶ月で面接の日を迎えた。
なぜ、1ヶ月早まったか。。。
それは、やっぱり世の中にはそういう道がある、というコトである。

相変わらずゴージャスな聖が丘病院のフロントで受付をすませ、
ホスピス病棟のある2階に。
ナースステーションに書類を提出して、ロビーで待つ。

外国のホテルにいる気分だ。
三ツ星か四つ星クラス。
古びていて、どこか暖かみのある、格式張っていない感じの。


面接は20分くらい遅れて始まった。


最初に病気の経緯。
なぜホスピスを選んだか。
本人の精神状態。。。病気をどう受け止めているか。
特定の宗教はあるか。
家庭環境。。。などなど。

ホスピスの特長について。
ホスピスの緩和ケアについての説明。
ホスピスが本人と家族のために何ができるか、何を提供するかについて。

ときどき、どこか遠くからハンドベルでクリスマスソングを演奏する音が聴こえる。

三枝先生はとてもやさしい。
時に声を詰まらせ、親身になって語ってくれる。
ナースは涙ぐむ私の肩を抱き、励ます。
心地よく、過ぎて行く時間。

差額の部屋なら2週間後には用意できるとのこと。
差額の部屋に入院した場合、1ヶ月にかかる費用は約100万円。。。

100万円。。。ってどうよ???
いのちの最後の時を心地よく過ごすために100万円。
安いのかもしれない。
高いのかもしれない。

ぜひ、入院してケアさせてほしい。
会議で承認されれば、すぐにでも入院の準備をしてあげたい、と言ってくれる。

100万円は用意できなくはない。
リビングニーズの特約を使えば、なんとかなる。

でも。

私と子供たちの生活資金、借金返済のために必要な資金なのだ。

それ以上に、私を迷わせるのは
1ヶ月も2ヶ月にも入院が延びた時、
(それはヒゲクマが1ヶ月も2ヶ月も生き延びてくれた時というコト)
私がそれをこころから喜べるか自信がないのだ。


なんて醜い、私のこころ。

なんて利己的な私のこころ。


迷う気持ちをひきずりながら、病院を後にした。
差額なしのベッドの順番待ちは3〜4ヶ月。

昨夜の手術で疲れきった様子のヒゲクマに面接の話をした。
でも、入院費のことはやっぱり言えない。

もう少し、ゆっくり考えよう。
お金持ちとお金持ちじゃないヒトの差って、ちょっとシャレにならないくらい
シビアです。





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長い1日
2006-11-09 Thu 10:05
ヒゲクマの両親が彼の友人をともなってお見舞いに訪れたその日。

私は〆切りの当日だった。
病院に出かけたご一行様を見送りながら、
「私、今日は仕事でお見舞いに行けませんので、よろしくお伝えください」
って言って送り出した。

この頃さぼっていたせいで、なかなか捗らない。

子供たちが帰宅し、さて夕飯を作るか、とパソコンの前から立ち上がろうとしたとき、
電話が鳴った。

杏林大学病院からだ。
尿管ステントがつぶれたか何かで、これから交換手術をするという。


午後8時過ぎ。


現在の病状説明もあるので、至急病院まで来て欲しいとのコト。

子供たちに夕飯の材料と作り方を急いで説明して、タクシーで病院に向かった。

昨日まで、普通に回復していた。
トイレまで歩いていたし、シャワーも浴びていた。
今週中に退院できるかも、って言われていた。

病状説明は泌尿器科の医師から行われた。

ステントを入れ替えても、また詰まるかもしれない。
それでも手術を望みますか?
ステントが交換できない場合、腎ろうを造設(腎臓から管を通して直接体外に排出)するが、それを望みますか?
症状が改善されなかったら透析になりますが、
それを望みますか?

やらなければ、数日で逝っちゃいますけど。。?


ヒゲクマもいるのに、なんでこんな言い方するの?
担当医を見ると、少し悲しそうな顔でこちらを見返した。

手術室に入ったのは午後10時。。。11時?

カンファレンスルームでパンをかじり、いちごミルクを飲んだ。

何度か子供たちにメール。姉にメール。

手術が終わり、術後の処置が終わり、説明が終わり、
病院を出たのは午前2時。

子供たちが二人だけで待っている家。
ぐっすり眠っていると思ったらムスメが薄目をあけた。

「パパ、だいじょうぶ?」
「だいじょうぶ。うまくいったよ」

ステントはなんとか交換できた。

「冬の大三角形、見える?」
「????わかんない。。」

寝ぼけているのかなぁ?
今日は長かった。

すごーーーく長い1日だった。
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叫び!
2006-11-07 Tue 20:08
いま、カラー原稿をパソコンで作成中。。。


でも、叫びたい。。。


叫ばせて!


マイペースもたいがいにせぇえーーー!


〆切り間際。。。
でも、お掃除しました。

必死で。。。

水回りまで、頑張りました。

掃除機をかけ終えた瞬間、ピンぽーん。


セーーーーフ!


ドアの向こうにはお義父さん、お義母さん、お義兄さん。。。

最後のひとりはだぁれ???

。。。ヒゲクマのお友達かよ!!!

身内のみだと信じていた私の服装は
よれよれのパーカー、よれよれジーンズ、
そして、もちろん、すっぴん。。。えへっっ

つらい。。つらすぎる。

いいけど。
〆切り前はこんなもんよ。

でも、やっぱ。
ちょこっとくらい、小綺麗にしてたかったです、はい。
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あたふた
2006-11-07 Tue 08:25
あーーーーーーーーー!!!!!!!!


今日は〆切りだあぁああああああああああああ!!!!!


昨日は夕方まで打ち合わせだった。
途中、時間が空いたので、友達とランチした。

微熱が1ヶ月以上下がらないんだって。心配。。。
って、ヒトゴトじゃなくて、自分も胃の調子、わるい。。。
時々、鈍痛みたいに痛いのと、いつまでももたれたように重い。

はぁああ。

今朝は早くから電話が来て、
ヒゲクマのお母さんがヒゲクマの2番目のお兄さんと来るって。
〆切りなのにぃ。。。泣


ごめんなさい。
素直に感謝できなくて、ごめんなさい。

みんな、自分のペースがあって、
そのペースが他の人のペースに合うとは限らなくて、
みんな好意でやってくれてて、
でも、それが必ずしも助かるとは限らなくて、


ぐちゃぐちゃですぅぅぅ(叫び)


ありがとう。
嬉しいって、
今日は言えない。。。けど


ああぁぁぁぁぁぁあああああああ!!!!!!!!!!!!
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cocoroの休日
2006-11-06 Mon 00:30
今日は姉がお見舞いに来てくれた。

仙川の街をぶらぶらして、イタトマカフェでお茶をした。
いつもはお夕飯の予算にしている分をお茶代にまわすなんて考えないのだけど、
今日は特別!
だって、今日は私の休日だもの。

笑うこと、ロイヤルミルクティーの香りを楽しむこと、世間話をすること。。。
退屈そうなムスコには100円を渡して追い払う。
姉がケーキを奢ってくれたww

ヒゲクマは調子が悪そうだった。
でも、起き上がってにこにことおしゃべりを楽しんでいた。

夕方になって、点滴の練習。
家でちゃんと復習をして、ぜったいに大丈夫!と思っていたのに、点滴が落ちない。
看護士さんも一緒に原因を探すが、なかなか解決しない。
結局、小さなパーツが薬剤の流れをじゃましていたのだけど、
それに気付いたのはヒゲクマだった。


んもう。。。看護士さんたら。。
てか、看護士さんもいまいち構造を理解してない???


姉はさいたま市から来てくれて、
お茶会続きで疲れていないわけがないのに、遅くまでつきあってくれた。

さあ、帰ろうという段になってヒゲクマが突然、嘔吐した。
こわいほどたくさん吐いた。
食事は取っていなくても、飲み物や胃液、腸液、唾液が胃の中に溜まってしまう。

ヒゲクマの胃と腸をつなぐ部分はもう、とてもとても狭くて、それらを通す事もできないのだ。吐くしかないのだ。
それか、チューブを鼻から通して体外に出すしかない。
チューブをしてしまったら、在宅管理は無理だ。

吐いたものが肺に入ったら、肺炎を起こす。
その危険があっても、チューブはいやだ、と言う。

ならば、嘔吐は覚悟しよう。だいじょうぶ。だいじょうぶだから。

姉とムスコとあかるい満月を眺めながらバス停まで歩いた。
とちゅうで焼き芋を買ってくれた。
三人でバス停の椅子に座って食べた。

今日は、泣かない。
だって、今日は休日だもの。

そう思うのに、涙が流れる。
バス停の前の薬屋の看板を、じっとにらんだ。

くだわら。。。だって。
変な名前!!!!!
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やつあたり。。
2006-11-04 Sat 03:52
昨日は調布医師会の訪問看護センターへ行ってケアマネさんに会った。

ケアマネさんは看護学校の教師もされている方で、50代くらいの優しそうな女性だった。

午後5時に約束をしていたのだが、やっとセンターに着いたときには午後6時近かった。

ケアマネさんとは事務的な打ち合わせをするものだと思っていたが、病気の経緯やこれからのサービスだけでなく、私の家庭の事情や心情まで熱心に聞いてくれた。
冷静に落ち着いて話していたのに、いつのまにかこころがほぐれて、涙を流していた。

やだなぁ。。。もう。。。

ホスピスの話をしているうちに、自分がホスピスの手配をしていることに後ろめたさを感じていた事に気付いた。
なんで最後の最後まで在宅ケアをしてあげようと決意できないのか。。。
自分を責める気持ちがあった。


理由のひとつに、母のコトがある。
子宮がんだった母。
末期は大学病院ではなく、小さな老人病院のような施設で亡くなった。

酸素マスクを付けて、弱々しくなって、小さくなって、
でも、お見舞いに行くと、必ずお小遣いをくれた。
ちゃあんと、意識があったんだ。

病室は咳の止まらない老人と相部屋だった。
母はそのひとの咳が気になって仕方ないようだった。

病院の廊下は薄暗く、掃除も行き届いてないように見えた。
看護していた父は病室の床に薄い布団を敷いて寝泊まりしていた。
看護士さんに暖かみを感じられなかった。。。少ない人数で、疲れているようだった。

最期に亡くなったのは西日の差す個室だった。
なぁんにもない、寂しい病室。
点滴をかってに抜かないようにベッドの柵に手首を縛り付けられていた。


こんな最期、いやだ。。。かわいそうだと思った。


どうしたって、最期まで自宅で過ごす事はできない。
ほとんどの人は病院で亡くなるのだ。
ならば、少しでも暖かで手厚いケアを受けて、居心地のいいところで過ごさせたい。。。

でも、それは私の自己満足?
それとも逃げのようにも思える。

この頃、すごく疲れる。。。
病院でもあまり笑顔になれない。
ヒゲクマが一番つらいなんて、わかってる!!!!
つらいのに、泣いているくせに、私の前では無理して平気そうにしているだけだって。。
わかってる!!!!!!!
自分がいっとう嫌い!!!!!!!!!!!!!!

病院から帰ってくるとムスメにやつあたりしてしまう自分が嫌い。
ムスメは弟にやつあたりしてる。

今日は洗い物をして、お米を水に浸しておいてって頼んでいた。
ムスメはお米はできたけど、洗い物を洗濯物をたたむのと勘違いしていた。

「なんで、洗い物ができていないの!」って怒鳴った。
全然、怒鳴ったりしないヒトだったのに、この頃すぐ大声が出ちゃう。
ちゃんと洗濯物がたためているコト、褒めたかった。
お米の支度ができているコト、お礼を言いたかった。

晩ご飯が夜10時近いのに、なんにも文句言わないで、
二人とも我慢してくれている。。。

だのに、ゴメン。
明日はぜったいぜったいニコニコするから。
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在宅介護
2006-11-01 Wed 12:01
在宅介護のためには各種の行政サービスがある。

まず、病院内の相談室に行く。
ソーシャルワーカー?とかいうヤツだ。

そこで教わったのは
1.まず地域包括センターに連絡を取る。
2.必要なケアサービスについて相談する。
3.往診してくれる医師と、看護士センターを決める
4.点滴の指導を受ける

まず、地域包括センターに電話する。
連絡先等は病院で教えてもらった。

行ってみると、とても親切で感じがいい。
若いひとからお年寄りまで、さまざまな相談員がいる。

病状を伝えると、要介護1か2だという。
要介護2だと、各種サービスが1割負担で受けられるが、1だと自己負担になり、経済的な負担の差は大きい。

必要なのは、まず介護用ベッド。
場合によっては車椅子、ポータブルトイレや紙おむつ。

看護センターは往診の医師に相談して決めるコトにする。

次に、病院で紹介されたクリニックに行く。
とても感じのよい病院で、先生も親切そうだ。
2階がデイケアセンターになっており、待合室にもご老人が多い。
看護士の派遣について相談。
看護センターのピックアップをしてくれるらしい。

次に、点滴の薬剤についての指示を受ける。

現在使用している薬剤と、退院時の薬剤を聞いて連絡してほしいとのコト。
1週間分の点滴を用意してもらって退院するコト。

そして昨日、初めて点滴の指導を受けた。

テルモのひとが来て、機材の説明を受ける。
点滴の機械は病院で見る物とは全然違うので、びっくり!

大きさは10×15センチくらい。
子供の学習教材みたいで、とにかく解りやすく作られている。
ポケット辞書くらいの大きさと厚みだ。

それにチューブを取り付け、薬剤をつなぐ。
薬剤は横にすることはできないので、縦にしておかなければならないが、それさえできれば病院のような点滴スタンドは必要ないんだって。。。へえぇーーー
この機械を通すと、点滴スピードの調節を設定通り調整してくれるらしい。

充電乾電池を使うので、コードにつながれた煩わしさもない。

これらをコンパクトにセットできるバッグは別売り。
6000円弱。

このバッグにセットすれば点滴をしたまま外出するコトもできるみたい。
へぇーーーーーーー!

ともあれ、私でもなんとか管理できそうだ。

今日から点滴指導が本格的に始まる。
ガンバらなくっちゃ。。。
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